課題別研修
10月4日(水)午後から、課題別研修「【特別活動】小・中学校における特別活動の在り方」を実施しました。前半は、愛媛大学から講師をお招きし、改めて特別活動の本質に迫りながら、これからの特別活動についての在り方について学んだり、受講者の先生方が日頃感じている「特別活動の実践」における課題点を基に、協議を行ったりしました。後半は、「運動会(体育祭)の意義」についてグループで協議をしました。運動会の目的(ねらい)について立ち止まって考える機会となりました。先生方の熱心に受講する姿から、課題意識を持って参加されていることがよく分かり、充実した時間となりました。
親子療育教室・地域別親子教室
今年度も、県内5会場(新居浜、今治、松山、大洲、宇和島)で、「地域別親子教室」を実施します。
10月3日(火曜日)は、宇和島会場で「地域別親子教室」を実施しました。児童39名とその保護者、教職員23名とたくさんの方が参加しました。飛ばして遊ぶおもちゃ「空とぶ円ばん」の制作では、親子で力を合わせて作り、様々な遊びコーナーで何度も挑戦して楽しみました。
課題別研修
令和5年10月3日(火曜日)に、令和5年度課題別研修「【県立・家庭】生徒の主体的な学びを促す家庭科の授業づくり」を実施しました。「高齢者との関わり方と介護技術の基本」では、外部講師の先生によるウェビングマップを活用した話し合い活動や実践的・体験的な学習活動の講義と演習を行い、「問題解決学習と事例研究」では、問題解決学習の基本の確認と演習を行いました。家庭科の特性を生かした演習を実施することができ、充実した研修となりました。
令和5年9月29日(金曜日)に、令和5年度課題別研修「【小・外国語】小学校における外国語教育の基礎・基本」を実施しました。受講者は、事前にオンデマンドで研修動画を視聴し、本研修に臨みました。「英語発音トレーニング」「教科等横断的な視点に立った授業づくり」では、基礎的な内容を中心に研修を行い、実践的指導力の向上を図りました。「指導方法の工夫と改善」では、言語活動の内容を中心に協議を行い、最後に模擬授業を実施しました。受講者は、熱心に取り組み、良い雰囲気で研修を行うことができました。
9月29日(金曜日)、令和5年度課題別研修「【中県・保健体育】学習指導要領を踏まえた授業づくり」を実施しました。本研修では、保健体育科における「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業展開や学習評価の在り方、教材・教具の工夫について理解を深めました。研修の後半では、受講者間の協議を通して、今後の保健体育の在り方を考えることができました。
令和5年9月27日(水曜日)に県立学校フォローアップ研修第3回研修会を、Teamsによるライブ配信で開催しました。午前中は、講義「総合的な探究(学習)の時間」及び「キャリア教育」を受講し、予測できない未来に対応するために求められる課題対応能力やキャリアプランニング能力の育成について学ぶことができました。午後からは、班ごとに分かれて、授業動画を視聴しながら発表・協議を行い、学習内容の見通しを持たせる工夫や、主体的に学習活動に取り組ませる工夫に視点を置いて、考えを深め合うことができました。
専門研修
愛媛県道徳教育コーディネーター養成事業の一環として、京都産業大学 柴原弘志 教授をお招きして、県内の道徳教育推進教師の方々を対象に二日間講座を実施しました。学習指導要領解説(特別の教科 道徳)の作成に携わった御経験を基に、様々な面から道徳教育への示唆を与えてくださいました。特に「聴く」姿勢の大切さを繰り返しお話しされました。道徳科の授業では、児童生徒の数だけある多様な価値観を大切にしようとする姿勢こそが有効な問い返しや深い学びにつながるのだと感じました。受講者からは、「道徳科の目標は、子どもの道徳性を養うことだという本質を再確認できた。」「教師が特定の価値観を教え込むのではなく、自分が自分に自分で問う(=自己内対話)時間を大切にしていきたい。」「内容が具体的で明確だった。今後の授業改善に生かすとともに、校内研修で広げたい。」といった感想が多く見られました。今後の道徳教育の実践に生かせる充実した研修となりました。
8月30日(水曜日)に課題別研修「【防災教育】防災の基礎知識と防災意識を高める取組」を実施しました。愛媛大学 防災情報研究センターの二神 透先生を講師にお迎えし、愛媛県で起こりうる災害や防災教育のポイントについてお話しいただきました。後半の演習では、「クロスロードゲーム」と「マイタイムラインの作成」に真剣に取り組みました。本日の研修が、自校の防災教育を見つめ直す機会となり、児童生徒の命を守る取組が更に充実することを期待しています。