令和7年度 魅力ある学校づくり研修会[東予地区:総合科学博物館]
2025年8月25日 10時00分令和7年8月22日(金曜日)、東予地区において「魅力ある学校づくり研修会」を開催しました。今年度は、東・中・南予に分かれての開催となります。8月22日(金曜日)東予地区での開催を皮切りに、8月27日(水曜日)南予地区、8月28日(木曜日)中予地区での開催と続きます。東予地区では、公立小・中学校の教職員や市町教育支援センター関係者、フリースクール関係者等、148名が参加しました。
はじめに、愛媛県教育支援センター 副センター長が「愛媛県における不登校児童生徒等支援」について情報提供を行いました。その後、伊予市教育委員会学校教育課 巡回教育相談員 矢野多美子 様に「不登校を考える~保健室での関わりを通して~」という演題で御講演をいただきました。参加者の方からは、「不登校の生徒に対しての向き合い方をとても考えさせられた。日頃から意識しているつもりだったが、自分の考えが及んでいない部分まで考える必要があると実感した。」「まずできることとして、教員間の風通しをよくして、ちょっとした生徒の変化についても共有できるようにしたい。」「保健室の在り方や児童の基本的欲求を踏まえた視点から考察することで、自身の不登校児童との関わり方を見直す良い機会となった。」という声が聞かれました。
次に、グループ協議を行いました。協議では、「誰もが安心して学べる魅力ある学校づくり」について、「未然防止の観点から」「支援の在り方の観点から」考えるグループに分かれて話合いを行いました。参加者の方からは、「異校種の先生や養護教諭、市町教育支援センターの方など、様々な立場の方と対話の時間を持てたことが何より貴重だった。」「生徒が登校したくなる魅力ある学校づくりについて、教員としてどう取り組むべきかを改めて考える良い機会となった。」「何事も一人で抱え込まずチーム学校で対応していきたいと感じた。」という声が聞かれました。本研修会での学びが、2学期からの教育活動に生かされ、児童生徒に還元されるものになることを願います。