令和7年度課題別研修「【小・図画工作】学習指導要領を踏まえた図画工作の授業づくり」を実施しました。
2025年10月28日 15時34分
10月24日(金曜日)に、愛媛大学教育学部の秋山敏行准教授をお迎えし、標記の研修を実施しました。
はじめに、「造形遊びの意味と意義」をテーマとした講義を行いました。造形遊び導入の背景や、現在各地で行われている取組の実態・課題を踏まえながら、その教育的な意味や意義について理解を深めました。また、造形遊びにおける学習評価の在り方について、学習指導要領の内容と照らし合わせながら具体的に学び、今後の授業づくりに生かす視点を得ることができました。
次に、造形遊び「ひらいて、つないで」に全員で取り組みました。紙コップを切り開いて独自の形をつくり、それらをつなげたり、新たな形を加えたりすることで、個性あふれる空間を創り出しました。
最後に行った造形遊び「きりとひかりといろいろかたち」では、霧吹きで湿らせたお花紙を重ねたり、破いたり、寄せたりしながら窓に貼り付け、形や色の重なり、光を通したときの美しさを楽しみました。受講者は、実際に手を動かしながら造形遊びの魅力と可能性を体感し、授業実践に生かせる多くの気づきを得ていました。