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 1人1台端末環境が子どもたちに提供しているのは、「いつでも学べる、どこでも学べる環境」「世界とつながって学べる環境」「自分に合った学びをデザインできる環境」です。
 そういった環境の中で、子どもたちは、生活と学びの有機的な融合を、デジタルの力を借りて実現し、 「変化」を好意的に捉え、「変化」を楽しみ、改革者として「変化」を生み出す力を醸成していきます。
 同時に、教師の皆さんは、教師が「未来を感じさせる教育」を実施する役割を担っており、 デジタル技術の下で児童生徒個々が行う「多様な学びのデザイン」に伴走する力が求められていることを実感していることと思います。
 そのような背景の下、愛媛県教育委員会では、
えひめICT教育3か年計画「第Ⅱ期ICT未来創造プラン」の中で、 教員が身に付けるべきICT活用スキルを具体的に提示し、児童生徒の多様なゴールに向かって伴走しきる教育力の礎とすることとしました。本ページで示すのは、その基本的なチェック項目に対して、自己又は相互に研修するための動画等による資料です。
 これらが先生方の研修に役立つことを期待するとともに、先生方の学びのエネルギーが連鎖し新たなうねりを生み出すことを切に願っています。

 愛媛の教員が身に付けるべきICT活用スキルチェック表 


 1.SNSの特性等を理解し、児童生徒に対して、適切なSNS利用について指導できる。

  文部科学省:情報モラル教育ポータルサイト

  ●   情報化社会の新たな問題を考える動画教材(チャットツールを用いた協働学習:小学5年生~中学1年生)

  ●   情報化社会の新たな問題を考える動画教材(思ったままSNSに送信しただけなのに:小学5年生~中学1年生指導の手引き

  ●   情報化社会の新たな問題を考える動画教材(軽はずみなSNSへの投稿)指導の手引き

  ●   情報化社会の新たな問題を考える動画教材(SNSへの書き込みの影響)指導の手引き

  ●   アッ!とメディア~@media~(なぜ起きる?炎上~SNS~)【NHK for school】


 2.クラウドサービス等を用いて、即時的なアンケート集計や小テストを活用した振返りを行うことができる。

  ● Google for Education用【Formsの使い方】 3 4

  ● Microsoft365用【Formsの使い方】 3 4

  ● ロイロノートの活用(小テストの作成と実施) 3          


 3.著作権や肖像権等を侵害しないよう配慮して、画像や動画を撮影、編集し、教材を作成・配布することができる。

  ● 学校ホームページの管理と著作物の利用 3      

  ● 授業における著作物の使用 3      

  ● iPadで教材用動画を作ろう 3      

  ● パワーポイントを活用した動画編集 3      

  ● Windows 標準ソフト・フォトの活用  3      


 4.AIの性質やメリット・デメリットを理解し、校務での文書や教材の素案作成等に活用できる。

   文部科学省:情報モラル教育ポータルサイト

  ●  情報活用能力の育成と情報モラル教育を踏まえた生成AIガイドラインの理解 

  ●    生成AIを活用する上での基本的な考え方 

  ●    生成AIの性質や限界  資料はこちら


 5.蓄積した学習履歴等の教育データを分析して、個別最適な指導・支援に活用できる。

  ● EILS(作問編) 4

  ● EILS(問題実施編) 4

  ● EILS(データ利活用編) 4