令和6年度 第2回魅力ある学校づくり研修会
2025年2月20日 15時30分令和7年2月19日(水曜日)、第2回魅力ある学校づくり研修会が開催されました。今回は、オンライン形式での開催となり、県内の公立小・中学校教職員や教育支援センター関係者、フリースクール関係者等、416名が参加しました。
はじめに、愛媛大学大学院教育学研究科 特定准教授 熊野みき 様をお招きし、「子どもの「今」に寄り添う心理的関わり方のヒント~スクールカウンセラーの体験を通じて~」という演題で御講演をいただきました。参加者の方からは、「とても参考になった。待つことや児童の気持ちを尊重することを実践していきたい。」「講話は実体験に基づく分かりやすい内容で、明日からでも意識して取り組めるものだった。本校の教職員にも伝え、学校全体で取り組んでいきたい。」という声が聞かれました。
次に、宇和島市立城東中学校 教諭 谷 慎一先生から「特別支援教育の視点を踏まえた長期欠席児童生徒の支援について」という題で、情報提供をしていただきました。参加者の方からは「実態把握を行い、それに応じた支援を学校全体で取り組むことが必要であることを認識できた。」「実態把握に基づいた個々の生徒への具体的な関わり方を明確にして、共通理解を図ることの重要性や必要性を改めて実感した。」という声が聞かれました。
最後は、オンラインでグループ協議を行いました。今回は「個々の状況に応じた支援の在り方」について話し合いました。事例の中で気になったことや児童生徒に寄り添うために日頃から行っている支援について活発に意見交換し、充実した学びの場となりました。
グループ協議の記録のまとめ ←こちら
研修会終了後には、「改めて不登校児童への支援について考える機会となった。明日から、新たな気持ちで寄り添いたい。」「最後の挨拶にもあったように、年月が流れ、社会が変わり児童生徒の問題は複雑・多様化してきているが、根本となる子どもたちに対する姿勢は今も昔も同じだと、改めて感じた。」という感想をいただきました。本研修の学びが今後の教育活動に少しでも生かされることを願います。