令和6年度 第1回魅力ある学校づくり研修会
2024年8月21日 17時30分令和6年8月20日(火曜日)、第1回魅力ある学校づくり研修会が県生涯学習センター県民小劇場で開催されました。本研修会には、県内の公立小・中学校教職員や教育支援センター関係者、フリースクール関係者等、約430名が参加しました。
前半は、高知県教育委員会人権教育・児童生徒課 青野真弓様をお招きし、「発達支持的生徒指導の実践~いじめや不登校が生じないような魅力ある学校づくり 高知県の更なる挑戦~」という演題で御講演をいただきました。参加者の方からは高知県の「夢いっぱいプロジェクト」の取組がとても印象的だった。」「発達支持的な生徒指導について、特別活動に生かせる具体策や、学校間で連携することの重要性を学ぶことができた。」という声が聞かれました。
後半は、「児童生徒が安心できる居場所づくり」をテーマに、パネルディスカッションが行われました。愛媛大学教育学部教職大学院教育実践高度化専攻教授 城戸茂氏をコーディネーターにお迎えし、一般社団法人フリースクール愛媛代表理事 孕石修也氏、松山東雲女子大学准教授 友川礼氏、松山市立久米中学校長 田中祐二氏にパネリストを務めていただきました。本センターからは、坪田朋也指導主事が参加しました。
研修会終了後には、「様々な立場からの考えを知ることができた。また、子どもの居場所をつくるために尽力する方がたくさんいるということを知り、心強く感じた。」「不登校支援について、多方面からの視点で考えることができて良かった。サポートルーム設置校、メタサポキャンパス、フリースクールのそれぞれの立場から発表がなされたが、どんな手段にせよ大切なのは人の優しさ温かさだという言葉が心に残った。子どもたちに寄り添う教員でありたいと改めて思った。」という感想をいただきました。2学期のスタートまであと少しとなりましたが、本研修の学びが2学期からの教育活動に少しでも生かされることを願います。